外国人雇用の際の注意点は?
Q、「よく働く人だから」との紹介を受けて、雇用したところ、オーバーステイであることが判明しました。このような事態を避けるため、外国人雇用の際にはどんなことに注意すればよいですか?
A、 外国人が短期滞在ビザで来たあと、在留期間が切れてオーバースティになるケースが多いです。
短期滞在ビザは日本への入国手続きが簡単ですが、本来は仕事をしてはいけません。
そこで、外国人を雇用する際は、パスポートを見て、「短期滞在」という言葉があるかを見てください。
もし「短期滞在」という言葉があれば、就労は不可能ですので、その外国人の雇用を見合わせてください。
次に「在留期間がいつまであるか」ということを見れば、オーバースティになっているかどうかの判断はできると思います。
仮に「短期滞在」あるいはオーバーステイ等で働くことができない外国人を雇用していますと、雇用者自身が処罰されることもありますので、注意してください。
なお、もしオーバーステイになっていた場合でも、在留特別許可の方法により、当該外国人を救済できる可能性は一応あります。